ヘバーデン結節•ブシャール結節

特徴

ヘバーデン結節とは、指先から1番目の関節に「痛み」や「こわばり」を生じたり、「変形」や「腫れ」がみられることもある原因不明の病気です。

同様の症状が指先から2番目の関節にみられるものをブシャール結節といいます。

症状

ヘバーデン結節は指の第1関節に、ブシャール結節は指の第2関節に痛み・こわばり・腫れを感じ、変形が進行すると鉛筆やお箸をうまく使えないなど関節の運動に支障が出てきます。
特に40歳以上の女性に多くみられます。

原因

今のところ正確な原因は不明とされていますが、指先の使いすぎや年齢を重ねることなどで起こると考えられています。
また、40歳以上の女性に多くみられることから、女性ホルモンの変化による影響も指摘されています。

当院での治療法

当院では、ヘバーデン結節/ブシャール結節の症状をお持ちの数多い患者様に対しまして、少ない鍼(はり)と灸(きゅう)を用いながら全身にアプローチするオリジナルの施術法で治療してまいりました。

「治療中に痛みの軽減を実感した」
「1度の治療で翌朝の指のこわばりが消失した」
とおっしゃっていただくこともございます。
強い痛みを伴う治療ではございませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

実際の症例(1)

2021年8月15日/52歳/女性/会社員
「先月から特に左の指の第1関節が痛いんです。朝起きたときに硬いというか、曲げにくいというか。リウマチなのでしょうか。右も症状あるけど、でもやっぱり左の方が気になります。」
→当日の治療は行わず、病院で検査していただくよう勧めた。
2021年9月9日に2度目のご来院。
「先生に病院に行くようにおっしゃっていただいて、すぐに行ってきました。リウマチではないそうです。なんちゃら結節とかなんとか言われました。あと、頭も痛いです。」

  1. 全身の血行促進を目的とし、胸部、腹部、上肢、下肢にわたり鍼と灸。
  2. その後、緊張性頭痛の緩和を目的に肩頸部や頭部への鍼、按摩(あんま)、指圧。
  3. 治療後、左右の手を握ったり開いたりしながら「痛くない・・・。あれ?」

2021年10月20日に3度目のご来院。
「あれから指の痛みがなくなっていたんですけど、ここ1週間で再発した感じがするのでまた来ました!」

  1. 全身の血行促進を目的とし、胸部、腹部、上肢、下肢にわたり鍼と灸。
    治療中、「もう痛くないですもん(笑) 動く動く!」
  2. 全身の気血循環を目的に、全身的なあん摩・指圧・マッサージ。

実際の症例(2)

2021年12月28日/45歳/女性/会社員
「これはもう治らないのかな。ずっと指の第2関節がこわばるんです。右も左もありますけど、左の方が強いですね。あとは首を回せないほど痛いです。」

  1. 全身の血行促進を目的とし、胸部、腹部、上肢、下肢にわたり鍼と灸。
  2. 肩、首、背中にとても強い筋緊張がみられたため、鍼、灸、按摩、指圧、マッサージを用いて緊張を緩和。
  3. 治療後、「右の指の痛みはないです。左は少し残っています。」

2022年1月8日に2度目のご来院。
「指の痛みはだいぶマシです。左は昔に打撲をしてるのでやや残ってるけど、右は全然違う。」

  1. 前回と同じ治療法。

2022年1月23日に3度目のご来院。
「指は日が経ってしまったから戻っちゃったのかな。ずっと良かったんですよ。」

  1. 前回と同じ治療法。

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